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仕立て/仕立て直し、洗い張り、部分直し

仕立て一筋30年の職人が、竹の足りない着物もピッタリサイズに仕立て直します。

部分直し/仕立て直し
お見積り実例

着物を仕立て直したお客様の声

3件の感想を見る

神奈川県 匿名希望
『コートはまるで魔法にかかったかのように生き返り、新品のようです』
東京都 匿名希望
『「一を聞いて十を知る」スマートな対応で、とても安心できる印象を受けました』
神奈川県 岡本様
「袖もちょうどよく詰められて、色もより鮮やかになって届き感動しました」

仕立て/仕立て直し

きもの辻の「仕立て」へのこだわり

着物の着やすさ、着崩れしにくさは着付けだけで決まるものではありません。

元々は全く同じ反物でも、仕立てを行う職人によって着姿の美しさは驚くほど変わります。きちんと採寸され、熟練の職人によって仕立てられた着物は着やすく、長時間着ていても着崩れしにくいのです。

当店で着物を仕立てたお客様からは「見た目は他の着物と同じなのに、なぜか着心地が良い」とのお声をいただいております。

正しい採寸

着やすい着物を仕立てるためには、まずは正しく採寸をすることが重要です。きもの辻では、ご自宅に訪問して採寸をすることも(※)、店頭で採寸することもできます。

他にも、今お手持ちのサイズの合う襦袢や着物の寸法をもとにお仕立てすることも可能です。

※訪問エリアについては、こちらをご覧ください。

楽々集荷サービス

反物からの仕立ても、サイズの合わない着物などの仕立て直しもお受けいたします。

反物からの仕立て

反物が手元にある方向けです。ピッタリのサイズにお仕立ていたします。裏地(胴裏・八掛など)や襦袢を当店でご用意することも可能です。

着物の仕立て直し

着物を譲りたい方や、譲られた方。昔仕立てた着物のサイズを今の自分用に直したい方向けです。

お母さまの振袖をお嬢様に、大人の着物を子供用に、といったご注文もお受けしております。

裏地等のご用意があります。

仕立ての際に裏地を取り替えたい。表地の反物しかないのどけど、裏地は何が必要か、どこで買っていいか分からないという時でもご相談ください。

何が必要かよく分からなくても大丈夫です。スタッフが必要な裏地についてご説明いたします。

着物だけがあって帯が無い、という方には帯合わせのサービスもございますのでご相談ください。

帯合わせサービス

TPOに合わせたコーディネートのご相談もお受けしております。

TPO・コーディネート相談サービス窓口

きもの辻こだわりの職人について

当店には、専属の仕立て職人がいます。

茨城県・兵庫県・東京都・群馬県・神奈川県の職人で、30年以上のキャリアを持つ職人もいます。

特に茨城は昔から仕立ての仕事が盛んな地域で(養蚕農家が多かったから)多くの仕立て職人がいました。ところが、時代の流れと共に着物の仕立てがシステム化され、ハイテクミシンやベトナムでの海外縫製(安価)が多くなってしまい、茨城の仕立て職人は仕事の激減によって廃業する方が続出しました。

そんな時代の中でも仕立ての依頼が絶え間なくきていた優秀な職人がいたのですが、それが現在の弊社専属の職人です。

仕立てる職人によって、特に違いが出るのは次のような部分です。

糸目が程よい力加減

着物には、きつすぎず、ゆるすぎない程よい糸目の力加減があります。
糸目の力加減によって着物の着心地がかわってくるのです。糸目の力加減を調節する技術は経験によって身につくものです。
30年以上仕立ての経験を積んできた当店専属の職人が仕立てた着物は、見た目は普通の着物のと同じように見えても着心地が良いのです。

着用時見えない部分も丁寧な仕事(縫いこんである部分も工夫されている)

内側に縫いこまれている生地をどう処理するかで大きく違いがでるものです。外から見えないからといって適当な処理をすると着用時にごろついたりします。
見えない部分も丁寧に処理することで着心地に断然差が出るのです。
たとえば、写真の袖丸み部分。丁寧な処理をしているため、段差がなくきれいです。雑な職人が作業したものは、もっと丸みがボコボコしています。アイロンを当てた時など分かりやすいと思います。

裾のおくみの先の部分(褄先)

裾のおくみの先の部分(褄先)は職人の技術が見て分かる部分です。
写真のようにきれいに仕上げるには経験も必要ですが、職人のこだわる気持ちが最も必要な部分です。
褄先を面倒に思う職人ですと、ペタッとした仕上がりで見た目が貧弱になってしまいます。

ひとつの着物に一人の職人が手縫いで仕立てます

当店では、ひとつの着物は全て一人で仕上げています。1人で全て縫うことで、縫う細かさや強さが一定になり、仕上がりがきれいになります。

大きな仕立て屋さんだと海外に出すところや、袖の人は袖だけ縫うなど分業になることが多いようです。

しかし、手作業の場合、どうしても職人さんによってくせがあるので、分業にすると同じ着物でも場所によってくせが違う仕上がりになってしまいます。

また、海外に出すとハイテクミシンという着物を縫うミシンを使う箇所と手縫いでやるところがあるため、これも場所によって違いが出てしまいます。

仕立て/仕立て直しの流れ

1. 採寸

まずは、採寸を行います。採寸の流れは着物をお預かりする方法によって2種類あります。

■ 集荷、もしくはご来店で、着物をお預かりする場合

その場で当店のスタッフが採寸を行います。
同時に、次の事を確認させていただきます。

  • 長さが足りるか
  • 幅が足りるか
  • 足りない場合、『胴接ぎ』するか
  • 裏地を新しくするか
  • シミがあったときは染み抜きするか
■ 郵送で、着物をお預かりする場合

郵送の場合は、寸法を指定していただくか、寸法見本の着物か長襦袢をご一緒にお送りください。

採寸方法はこちら

2. 検品

着物の検品は着物をほどく前と後の2回行います。
正面からと着物を平行に置いた場合の2方向から次の3項目をチェックします。

  • シミがないか
  • 色焼けがないか
  • スレがないか

※当店は、仕立てだけでなく、着物クリーニングや染み抜きに関しても専門知識と技術があります。
その技術を生かし、生地が傷む原因になる汚れや、今は目立たないけど放っておくと染みになる汚れなど、仕立てだけを行っていたらわからない汚れもチェックすることができます。
何か見つかった場合は直すかどうか、確認のためご連絡をいたします。

3. 洗い張り(仕立て直しのお客様のみ)

洗い張りは、着物を解いて反物の状態に戻し、水と洗剤を使いブラシでジャバジャバ洗います。水と洗剤を使用するため、水性汚れ+油性汚れどちらも落とすことができます。その後、ノリを入れて仕上げます。

洗い張りについて詳しくはこちら

▼ 着物をほどいて反物にする

4. 湯のし

テンタという機械で蒸気を当てながら生地幅を揃えます。

5. 仕立て(縫う)

キャリア30年の職人が仕立てます。
当店では、ひとつの着物は全て一人で仕上げています。1人で全て縫うことで、縫う細かさや強さが一定になり、仕上がりがきれいになります。

大きな仕立て屋さんだと海外に出すところや、袖の人は袖だけ縫うなど分業になることが多いようです。
しかし、手作業の場合、どうしても職人さんによってくせがあるので、分業にすると同じ着物でも場所によってくせが違う仕上がりになってしまいます。
また、海外に出すとハイテクミシンという着物を縫うミシンを使う箇所と手縫いでやるところがあるため、これも場所によって違いが出てしまいます。

6. 検品

仕立てあがったら、まずは職人が検品します。その後、別のスタッフが再度検品を行います。

■ 職人の検品項目
  • 針が残っていないか
  • 寸法通りか
  • 裾が袋になっていないか
■ 別のスタッフの検品項目
  • 寸法通りか
  • 汚れが残っていないか

▼針が残っていないか検針器で検品

仕立て直しの料金 
※価格は全て消費税込みです。

手元にある着物を仕立て直した場合の料金です。

解き、端縫い、表地/裏地の洗い張り、仕立て代も含めた料金ですので、ご参考になさってください。

振袖の仕立て直し89,100円
留袖の仕立て直し103,400円
小紋の仕立て直し68,200円
帯の仕立て直し45,100円

仕立ての料金 
※価格は全て消費税込みです。

小紋39,600円
39,600円
大島・結城等46,200円
色無地44,000円
紋付色無地44,000円
付け下げ46,200円
訪問着46,200円
振袖51,700円
留袖57,200円
長襦袢27,500円
振袖長襦袢29,700円
羽織41,800円
道行コート44,000円
長コート46,200 円
道中着44,000円
雨コート46,200円
二部式コート44,000円
リバーシブルコート55,000円
コート変り衿追加7,700円増し
袋帯16,500円
九寸名古屋帯16,500円
八寸名古屋帯16,500円
脇縫いつき帯24,200円
作り帯22,000円
男物長着39,600円
男物羽織41,800円
男物大島長着46,200円
男物大島羽織46,200円
男物紋付44,000円
男物紋付羽織44,000円
男物長襦袢29,700円
袴 行灯49,500円
袴 馬乗り51,700円
浴衣27,500円
紗訪問着46,200円
紗あわせ55,000円
半衿付け2,200円
居敷当つけ6,600円

裏地・半衿・帯芯等

正絹半衿6,600円
絽正絹半衿6,600円
三河衿芯660円
えもん抜き1,780円
正絹衿裏4,950円
正絹居敷当7,700円
八掛29,700円~
比翼地28,600円
胴裏19,800円
振袖用胴裏28,600円
帯芯(袋帯用)4,950円
帯芯(名古屋帯用)4,950円
絹芯13,200円
帯裏地27,500円
羽裏・コート裏26,400円
羽裏・コート裏(柄付き)39,600円
羽裏・コート裏(長)29,700円

子供の着物

被布41,800円
7歳祝着49,500円
3歳祝着46,200円
5歳紋付羽織41,800円
5歳紋付着物46,200円
子供用襦袢29,700円

洗い張り

洗い張りとは

洗い張りの流れ

洗い張りは、着物を解いて反物の状態に戻し、水と洗剤を使いブラシでジャバジャバ洗います。

水と洗剤を使用するため、水性汚れ+油性汚れどちらも落とすことができます。その後、ノリを入れて仕上げます。

皆様のお手持ちの着物の中で、古くなった感じがしてもう着れないなと思っている着物でも、洗い張りをした途端着たくなる着物はいくつもあると思います。

「洗い張り」へのこだわり

最近、洗い張りをするお客様が少なくなりました。

確かに、全部解いてから洗い張りという作業をするわけですから、また再度仕立てもしなければならない。お金も時間もかかります。同じ着物を頻繁に着るような時代ではないので、それが当然の反応とも理解できます。

しかし、洗い張りをすることで得られるメリットはとても大きいのです。

<洗い張りのメリット1>着物のツヤや風合いが良くなる

一番の利点は、蘇生効果です。特に絹の着物は、洗い張りをすることによって生地の風合いや絹独特のツヤや光沢が格段に良くなります。
見た目でも、触ってみてもはっきりわかる変化です。

<洗い張りのメリット2>サイズを直せる

洗い張りは、着物の縫い目を全部解いてからする洗いです。そこで、再度着るためには着物の形に仕立て直します。

その際にご希望の寸法で仕立てることができるので、着物を譲るときなどには最適な洗いなのです。

▼洗い張りについて紹介したニュースレター

こんな着物には洗い張りを

お気に入りだけど古ぼけてかんじる着物

長年着てきた着物や丸洗いをくり返した着物の中に、「買った当初に比べると光沢も落ち、少し生地が堅いような風合いになった」と感じるものはありませんか?
絹の中の水分が抜けてしまったことが主な原因です。

年月と共に着物が劣化するのは自然なことで、たとえ、一度も着ないで大切に保管してあったとしても劣化してきます。

実はそんな着物こそが、洗い張りの効果を一番実感できる着物なのです。
洗い張りをした後はツヤや風合いがよみがえり、「また着たい」と思える着物になっています。

また、ここ数年「洗い張りをしたらカビくささが消えた」というお声もいただいております。

昔仕立てた着物を今の自分の寸法に直して仕立てられるのも、長く大切にしたい着物におすすめの理由のひとつです。

誰かに譲りたい着物

一度解いて仕立て直すので、譲る相手の寸法に合わせることができます。

洗い張りには古い着物のツヤをよみがえらせる効果もあるので、譲った相手にもお喜びいただけます。

仕立て直しされるお客様へ

当店では「仕立て直し」をご依頼いただいた場合、必ず洗い張りをしています。

そのため、洗い張り単品でご依頼される方は少ないのですが、なじみの仕立て屋さんがある場合など、もちろん洗い張り単品でご依頼いただくことが可能です。

洗い張りの流れ

1. 検品後、着物を解きます。(解き代は別途頂戴いたします。)
洗い張りの流れ【1】
2. 端縫い(はぬい)をして表地・胴裏・八掛それぞれ反物状につなげます。
洗い張りの流れ【2】
3. 水の中で洗剤を使いブラシで汚れを落とします。
この時点で、変色以外のチリやホコリ汚れはすべて落ちます。
古い生地に黒ずみが定着している場合や、変色してる場合には染み抜きが必要になります。
4. 石鹸分を完全に洗い流し、のり入れをしてその後自然乾燥させます。
5.乾かしたあと生地のシワを取り幅を整えるため湯のしをします。
6.最後に糸とじをして洗い張りは完了です。
この後着物として着用するには仕立が必要になります。
  • 洗い張りの流れ【6】
  • 洗い張りの流れ【6】

洗い張りの料金 
※価格は全て消費税込みです。

※洗い張り単品の値段です。

手元にある着物を仕立て直した場合の金額は、こちらをご覧ください。

仕立て直しの料金例

着物表地11,000円
胴裏6,600円
振袖胴裏7,700円
八掛6,600円
振袖表地17,600円
留袖表地17,600円
箔付表地17,600円
刺繍表地17,600円
絞り表地17,600円
比翼地8,800円
襦袢表地9,900円
襦袢裏地7,700円
振袖襦袢表地11,000円
振袖襦袢裏地7,700円
帯表地11,000円
帯裏地8,800円
解き代(袷)4,400円
解き代(単衣)3,850円
解き代(留袖)6,600円
解き代(振袖)5,500円
解き代(羽織)4,400円
解き代(帯)3,850円
解き代(浴衣)3,850円
解き代(襦袢)3,850円

着物のサイズを直したい(部分直し)

当店では、部分的なサイズ直しも可能です。

こんな着物には部分直しを

1~2か所寸法を直せば着られる着物におすすめです。

  • 手首が見えてしまう
  • 着物がきつい
  • おはしょりが十分にとれない

そんな時はご相談ください。

どんなところが直せるか

  • 腕・身長・体格に合わせたサイズにお直し。
  • 裏地の取り換え。
  • 子供用着物の肩揚げ、裾上げ。
  • ほつれ直し。
  • 裾や袖の擦り切れ、汚れ隠し。
  • 裾部分のたわみなどの直し。(袋直し)

部分直しの料金 
※価格は全て消費税込みです。

袖丈直し(つめる)

袷着物12,100円
単衣着物11,000円
振袖15,400円
留袖19,800円
羽織・コート12,100円
雨コート12,100円
長襦袢11,000円
振袖長襦袢13,200円

袖丈直し(のばす)

袷着物15,400円
単衣着物14,300円
振袖18,700円
留袖22,000円
羽織・コート15,400円
雨コート15,400円
長襦袢14,300円
振袖長襦袢16,500円

※袖丈を「つめる」と「のばす」工賃の違いは、「のばす」場合はもともとの縫い目のすじを消すためのすじ消しが必要です。そのすじ消し代が「のばす」には含まれております。

裄直し(つめる)

袷着物12,100円
単衣着物9,900円
振袖13,200円
留袖15,500円
羽織・コート12,100円
雨コート12,100円
長襦袢9,900円
振袖長襦袢11,000円

裄直し(のばす)

袷着物14,300円
単衣着物13,200円
振袖17,600円
留袖20,900円
羽織・コート15,500円
雨コート15,500円
長襦袢13,200円
振袖長襦袢14,300円

※裄丈を「つめる」と「のばす」工賃の違いは、「のばす」場合はもともとの縫い目のすじを消すためのすじ消しが必要です。そのすじ消し代が「のばす」には含まれております。

身幅直し

袷着物31,900円
単衣着物29,700円
振袖31,900円
留袖41,800円
羽織・コート20,900円
長襦袢16,500円

身丈直し

袷着物33,000円
単衣着物29,700円
振袖33,000円
留袖44,000円
羽織・コート19,800円
長襦袢15,500円

胴裏取替え

袷着物22,000円
振袖30,800円
留袖41,800円
コート26,400円

八掛

八掛つけ直し22,000円
八掛全体取り替え22,000円

袋直し

袷着物26,400円
振袖26,400円
留袖30,800円

子供用着物

肩上げ4,400円
腰上げ6,600円
紐取り付け3,300円

比翼裾あげ

留袖 13,200円

比翼付け

留袖 30,800円

比翼の切り替え・部分取り替え

比翼衿切り替え 13,200円
比翼裾天地切り替え 22,000円
袖部分取り替え(生地代別) 6,600円

衿切り替え

袷着物16,500円
単衣着物13,200円
振袖17,600円
留袖19,800円
長襦袢13,200円

その他

えもん抜き付け1,100円
半衿付け2,200円
袖作り直し22,000円~
ほつれの修繕4,400円~