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呉服店、一般クリーニング店、専門店の違い

当店のような着物クリーニング専門店以外にも、呉服店や、一般クリーニング店でも着物クリーニングを取り扱っているお店があります。
お客様の立場からすると、それぞれの依頼先によって何が違うのか?がよくわからず、どこに頼んだらよいのか迷ってしまうと思います。
ここでは、呉服店、一般クリーニング店、着物クリーニング専門店、に着物を預けた場合の違いをご説明いたします。

呉服店は着物クリーニングの知識は持っていない

呉服店の本来の仕事は、着物を販売することです。店員さんは、着物や帯についてはよく勉強していてとても詳しいです。
しかし、染み抜きや、洗い方に関して専門的な知識を持っている方は1割もいません。
これは仕方のないことで、呉服屋さんにしてみたらクリーニングよりも着物を販売することが本来の仕事です。クリーニングは、着物を買ってくれた人へのアフターサービス、もしくは集客するための手段という位置づけになります。

では、呉服店に預けた着物は誰がクリーニングするのでしょうか?
その多くは、着物総合加工会社に依頼しています。
着物総合加工会社とは、丸洗いや洗い張り、仕立や箔直し加工や紋入れなどの各種加工を取り扱う会社で、自社で行う作業もあり近隣の下請けの業者との仲介役もしている会社です。
ですから、お客様の立ち位置で考えますと、まず呉服屋さんに預けます。その後着物総合加工会社に預けられます。作業内容によっては、そのまた下請け業者に預けられるということです。とはいえ、その業者がちゃんとしたところなら技術自体は問題ないと思います。
ただし、お客様側から見ると、預けた人は知っている人だけれども、その人から知らない総合加工会社へ、そのまた誰ともわからない下請けの業者に出すということは、仲介料が発生して料金が割高になる、時間がかかる、やってほしいことがうまく伝わらない、ということもあり、特に見積もりまでに1週間以上待たされること、細かい要望が作業する人に直接伝わりにくいこの形がお客様によっては歯がゆく感じることがあるようです。

街のクリーニング店は洋服が専門

普通のクリーニング店の多くは洋服のクリーニングが専門です。通常使っている機械や、洗剤も洋服用です。
着物と洋服ではクリーニングの方法が違うのですが、着物クリーニングについてはあまり詳しくないお店も実は少なくないのです。
クリーニング師という国家資格はどの店の方も取得しているものの、教科書で覚えたことを現場で活用出来ることはとても少なく、やはり現場で体験しながら加減を覚えていくことのほうが多いため、やはり洋服を取り扱うクリーニング店は洋服がメインであり、着物の取扱い数は少ないため下請け業者に依頼することも多いようです。
なぜなら、洋服のクリーニングと同じやり方で着物を洗ってしまうと、生地が縮んでしまったり、樹脂加工がはがれてしまったり、穴があいたりなど事故に繋がってしまうため、着物用に機械の設定をし、溶剤やそこに混ぜるソープの量も着物用にする必要があり、それが出来るのは何台も業務用ドライ機を持っているクリーニング店に限られます。
しかし、そのような設備は商業施設、住宅のある街中ですと保健所の認可がおりないため、結局は外の業者に預けるということになり、呉服店と同じような流れになることが多いのです。
そのため、当店でも街の一般クリーニング店から着物クリーニングの依頼を受けることが頻繁にあるのだと思います。
最近では、効率面を重視するクリーニング店は着物の取扱いを行わなくなったところも多く、着物を持ち込んだら断られてしまうケースも出てきているようです。

店ごとにやり方の違う着物クリーニング専門店

高価な着物や大切な着物のお手入れは、着物クリーニング専門店に依頼されることをお勧めします。
やはり、専門店はそれなりの知識を持っていますので、普通のクリーニング店のように生地が縮んだり、穴があいたりという事故はおこりにくいです。
また、呉服店のように下請けの業者をはさまない分、余計な時間がかからない、してほしいことがダイレクトに伝わりやすい、というメリットがあります。

ただし、持っている知識や技術、機械などはお店ごとに全く違います。そのため、できることもお店ごとに違いますし、仕上がりがきれいなお店も、いまいちなお店もあります。もちろん、料金もお店ごとに全く違います。

着物クリーニング専門店の当店では、業界平均よりもやや高めの料金を頂いています。
基本的に、お客様と顔を合わせて着物や帯をお預かりするのですが、その際にそのお客様一人ひとりの要望は違うもので、そのお客様が大切にしている想いもクリーニング作業に反映出来る仕組みにしています。
30年前に購入された着物にシミが出てしまったお客様でも、すべてのシミを綺麗にしたい方もいれば、着用時に見える部分だけ綺麗にし予算を抑えたい方もいらっしゃいます。
何よりも、作業する側に「着物や帯を大切に扱ってほしい」と願う気持ちはお客様皆さんが持っている気持ちであり、それを預かる社員も作業する社員も共有する形をとっています。一人ひとりのお客様の気持ちに沿った作業は一般的なクリーニングの機械的な流れとは対極にあり、事細かに個別の情報も反映しながらすすめると、手間と時間がどうしても必要になります。当店の料金は、単純にその手間と時間を反映させた価格に設定しています。

着物クリーニング専門店でも、当店のようなやり方をしているところもあれば、郵送のみ(通販形式)で行っているところもあり様々なのです。

では、どのお店に預ければよいのかについては、次にご案内いたしますので、ご参考になさってください。

着物クリーニング店の選び方

大切な着物なら、「着物クリーニングの知識が豊富で技術の高いお店に預けたい」と思われるでしょう。
しかし、いろんなお店のホームページを見ても違いがよくわらないし、店に行って店員さんの対応を見て判断しようと思っても、近所にお店がなかったりすると思います。

ではどうすればよいのでしょうか?

気軽にできる方法として、電話でどのくらい知識がある店かを確認するという方法があります。
コツは専門用語を使って質問することです。

知識のある店なら、専門用語で話をするとある程度詳しいお客さんだと判断し、丁寧に説明をしてくれると思います。
逆に話す内容があいまいだったり、「とりあえず着物持ってきてくれないと答えられない」というような対応であれば実際の作業は下請け業者に出しているのかもしれません。
次にいくつか例を出しますので参考にしてくださいね。

質問1.「丸洗いしてほしいのですが、そちらの店では下洗いはするのですか?」

知識がある人にとってはとても簡単な質問なのですが、呉服業界の人でも知識がない人には本当にわからないのです。わかっているか、怪しかったら即電話を切るべきです。

質問2.「上前に3箇所染みがあるんですけど、いくらかかりますか?」

このような質問をして
「実際に見ないとわかりませんね…」と答えてきたら即電話を切ってしまいましょう。

確かに正確な金額は実際見ないとわかりませんが、実際に染み抜きをする人であれば次のような感じの答えが返ってくるはずです。

「つけたばかりの染みでしたら2~5千円くらいでしょうか。古い染みなど、物によっては薬品を使って落としたり、補正作業も必要になる場合もございます。そうすると一万円以上かかることもございますので先に見積もりをおすすめいたします。よかったらすぐに見てみましょうか?その場で見積もりを出しますよ」

質問3.「30年位前の古い染みで、黄色くなってるんですけどなんとかなりますか?」

これは、お店の姿勢を尋ねるのにいい質問です。

「古すぎて落ちないでしょう。無理だと思います。」
というような答えが返ってきたら、あまりやる気のある店だとは思えません。
落とせるかもわからないし、その相談に乗るのも面倒なのでしょう。

まともな店なら次のような感じの答えが返ってくるはずです。

「シミが30年前のものでもほとんど綺麗に修復できますよ。ただ、シミの状態によってはしみ抜き作業だけでは解決できない場合もございます。その場合は、部分的に色をかけて隠したり、染みの部分を地色ごと色を抜いてしまい補正したり、柄を描いて隠す、金の砂子を散らして柄をつける。というような方法もございますので、一度着物を見せていただけないでしょうか?その場で解決策をご提案させていただきますよ。」
このようにまずは電話で対応をみて、それからお店に行ったり、着物を送ったりすると失敗することはそうそうないと思います。


呉服店・一般クリーニング店・当店を比較

A呉服店 Bクリーニング店 きもの辻
着物クリーニング料金(丸洗いで比較) (安い)
3,000円前後から
※集客するためのサービス価格のため
(普通)
6,000円前後から
(やや高い)
8,000円から
対応の速さ (普通) (やや遅い) (速い)
店舗への入りやすさ ×(入店しづらい)
※着物を勧められてしまうことが多い
(入店しやすい) (入店しやすい)
古いシミ等難易度の高い依頼の可否 (やや難しい)
※取引している下請け先による
×(難しい) (ほぼ可能)
着物専門のクリーニング知識 ×(期待できない)
※クリーニング師がいない
(やや期待できる)
※クリーニング師がいるか否か
(期待できる)
専門特化している
※クリーニング師がいる

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