0120-123-977 受付時間10:00~18:00(毎日受付)

着物 染み抜き

30年前のシミ、カビのある着物も元通りに蘇ります

他店で落ちなかったシミ、断られた汚れも、あきらめる前に一度ご相談ください。
カビやにおいのついてしまった着物も受け付けております。

染み抜き事例

30年前のシミ

総絞りの振袖に付いた30年前のシミです。総絞りはデリケートな着物なので時間がかかります。写真撮りの予定が迫っているという事情でしたので、急ぎで染み抜きと丸洗いを行いました。

  • ▼ クリーニング前
    クリーニング前
  • ▼ クリーニング後
    クリーニング後

ワインのシミ

慌てて水で拭いてしまい、広がってしまったそうです。出来るだけ早い処理が好ましいです。染み抜きと丸洗いを行いました。

  • ▼ クリーニング前
    クリーニング前
  • ▼ クリーニング後
    クリーニング後

醤油のシミ

染み抜きと丸洗いを行いました。付けた後、すぐにご依頼いただいたため簡単に落ちました。

  • ▼ クリーニング前
    クリーニング前
  • ▼ クリーニング後
    クリーニング後

血液のシミ

シミを落とさずに丸洗いをしてあったため、大変落ちづらくなっていました。染み抜きを行いきれいになりましたが、やや時間がかかりました。

  • ▼ クリーニング前
    クリーニング前
  • ▼ クリーニング後
    クリーニング後

その他の事例はこちら

着物を傷めずに、シミを確実に落とせる3つの理由

初めてのお客様からよくいただくご質問があります。
「染み抜きすると、着物が傷んでしまうのではないか?」という質問です。
この質問への返答は、「染み抜きをする人による」ということになります。正しい知識を持った人が正しい方法で行えば着物を傷めることなくシミを落とすことができます。
反対に、知識を持たない人が間違った方法で染み抜きをすると、変色したり、傷ができたり、穴があいたりすることもあります。
ここでは、着物を傷めることなくシミを落とすために必要な、知識、技術、器具についてご説明します。

知識

着物を傷めずに染み抜きするには、なにより正しい知識が必要です。そして、何が正しくて、何が間違っているのかを一般の方が判断することはとても難しいです。例えば、雑誌などには、襟の汚れはベンジンを付けてこすれば落ちるというような方法が載っています。実は、この方法は、間違っているのですが、本に書いてあると、いかにも正しいような気がしてしまいます。
実際にこの方法で染み抜きをすると、確かにシミがなくなったように見えます。
しかし、これは汚れが薄く広がって見えなくなっているだけで、実際には落ちていないのです。そのため年月が経過すると再び、生地が変色したようなシミになってしまいます。

クリーニング店でも、染み抜きの知識にはお店ごとにかなり差があります。
年月の経過したシミは特に落とすのが困難で、専門店であっても落とせないということもよくあります。
当店では、シミの成分に合わせた染み抜き剤の調合や、不要になった着物にカビを生えさせて、カビ取り実験をするなど、染み抜き研究 合宿を行い常に新しい研究を繰り返しています。

  • ▼ 様々な染み抜き剤
    様々な染み抜き剤
  • ▼ シミの成分に合わせて調合
    シミの成分に合わせて調合

技術

いくら知識が豊富でも、技術がなければシミは落とせません。技術を体得するにはやはり経験を積むしかありません。特に染み抜きに関しては突然できるようになることはなく、地道に数をこなしていくのが技術を得る一番の近道です。

当店では今まで45,000着以上の着物の染み抜きを行いました。開店当初はシミを落とせずに着物をお返しした事もありましたが、試行錯誤を繰り返し、数十年前の古いシミでも落とせる技術を確立することができました。

お客様からも「他店できれいにならなかったシミが落ちた」などのご感想をよくいただいております。

お客さまの声はこちら

器具

「着物の染み抜き」というと職人さんが筆でトントンと叩いて汚れを落とすイメージがあります。全て手作業で行うこの方法でも付けたばかりのシミなら落とすことはできます
しかし、付けてから時間のたってしまったシミは、技術のある職人でも落とすのが難しく、出来たとしても手間と時間がかかるため、引き受けてもらえない場合が多いです。また、このやり方は職人によって仕上がりに差がでてしまうという問題もあります。

当店では、シルクガンという最新の器具を用いて染み抜きをしています。この器具もシミを一つずつ手作業で落としていくという点では筆を使って落とすのと変わりないのですが今まで時間のかかっていた、染み抜き剤をつけたり、乾かしたりという作業が一瞬でできるためかなりの時間を短縮できます。一回ごとの作業が短時間で出来るため、根気よく作業を繰り返し、時間のたってしまったシミでも、たいていは落とすことができます。

設備について詳しくはこちら

  • ▼ シルクガン
    シルクガン
  • ▼ 染み抜き剤を下から吸い込む
    染み抜き剤を下から吸い込む

染み抜きの流れ

1. シミの成分判断

まずは、ひとつひとつのシミの成分を正確に判断します。同じように見えるシミでも、それぞれ成分が違います。成分によって、落とすための染み抜き剤も違ってきます。成分に合わない染み抜き剤を使用してもシミは落ちないため、正確にシミの成分判断することが重要です。

具体的には、ルーペでシミを見る事と、触る事で成分を判断していきます。触っただけでわかるのか?と感じると思いますが、例えば、たんぱく質系の汚れは固いなど、シミの成分によって触りここちが違うのです。
ただし、この違いは少なくとも2000枚くらいは着物をみていないとわかりません。実は当店でも最初の頃はよく成分を見誤っていましたが、経験と共に判断が的確になり、今ではスタッフ全員が正確にシミの成分を判断することができます。

  • ▼ シミの成分をよく見て判断する
    シミの成分をよく見て判断する
  • ▼ シミを触って確認
    シミを触って確認

シミの成分は、大きく3パターンに分かれます。
油性のものが付いてできたシミ、水性のものが付いてできたシミ、生地自体が変色しているシミの3つです。
シミの成分が判断出来たら、成分ごとに順番にシミを落としていきます。

2. 油性の汚れを落とす

マジックペン、ボールペン、口紅、ファンデーションなどが油性の汚れです。
油性の汚れはシミの一番外側に被膜を作るように付きます。

  • ボールペンのシミ
  • 染み抜き剤を塗布
  • 洗い流す
  • 完了

3. 水性の汚れを落とす

水、ジュース、雨、汗、尿などが水性の汚れです。
水性の汚れの周りには、必ず油性の被膜ができています。そのため、水性の汚れであっても、まずは油性処理をします。油性処理が不十分だと油が固まって、汚れが落ちにくくなります。
油性処理をした後、水性の汚れを落とすための染み抜き剤を塗り、シルクガンを使用して水で洗い流します。

  • コーヒーのシミ
  • 染み抜き剤を塗布
  • 洗い流す
  • 完了

4. 生地が変色してできた汚れを落とす

生地に汚れが付いたまま、長期間放っておくと、繊維が劣化して黄色っぽく変色します
何年もタンスにしまいっぱなしで着物に黄色や茶色のシミが出来てしまったというご相談が多いのですが、この場合は生地が変色しています。この汚れは落とすのにかなりの時間が必要になります。
まずは、生地に付着した汚れを落とすため、油性処理と水性処理をしっかりとほどこします。
次に、5種類の溶剤を調合して作った染み抜き剤を塗り、スチームを当てます。変色が薄くなるまで同じ作業を繰り返します。
その後、シルクガンを使用して染み抜き剤を水で洗い流します。乾燥させて変色箇所がなくなっていることを確認します。

  • 染み抜き剤を塗布
  • 染み抜き剤を中和
  • 洗い流す
  • 完了

5. 丸洗い

▼ 丸洗い専用の機械

染み抜きのみのご依頼をご希望の場合にも、丸洗いをお勧めする場合がございます。多少でも着用した際の汚れが全体にあると、染み抜きをした箇所だけきれいになってしまうことがあるため、その場合は必ず丸洗いもおすすめしております。

6. 乾燥・仕上げ

洗い終わった着物は日に当てないように干して自然乾燥させます。

着物が乾いたら、蒸気だけを当てて仕上げていきます。アイロンを直接当てて仕上げるのが一般的ですが、アイロンを当てると生地がテカったりあたりが出たりすることがあるため、当店では蒸気だけで仕上げを行います。

7. 色補正

染み抜きや、丸洗いの過程で生地や柄の色が抜けてしまう場合があります。そのような場合にはエアブラシで染料を薄くのせたり、細い筆で1箇所ずつ柄を入れて補正します。

染み抜きの料金

染み抜きの料金は、落とすのに必要な所要時間によって決まります。ひとつのシミがいくらという基準はございません。

たくさんのシミがあってもすぐに落ちるものばかりなら料金は安くなります。逆にひとつだけでも、古いシミや落とすのが難しいシミは時間がかかるため料金は高くなります。

そのため染み抜きをご依頼いただく場合には、作業前に必ず着物を見せていただき、見積もりをさせていただきますす。

染み抜きの見積もりは経験がないと難しく、「5000円~20000円の間」など、金額の幅を広く見積もる業者もあります。当店ではシミの色や形状から成分と古さを予測し、的確に見積もりを出すことができます。万が一、お見積りよりもシミを落とすのに時間がかかった場合にも追加料金が発生することはありません。

以下に、よくあるシミの参考料金を掲載しておきます。
あくまでも目安の料金ですので、これより高い場合も安い場合もございます。

普通の衿汚れ 3,300円~
普通の袖口汚れ 3,300円~
変色してる衿汚れ 16,500円~
変色してる袖口汚れ 16,500円~

どうしていいかわからない方はご相談ください

「久しぶりに着物を出してみたらシミがあった」「他店に持っていったら、古いシミは落とせないと断られてしまった」など、どうしていいかわからない方はご相談ください。ご相談だけでも大丈夫です。

たとえ着物1枚のお手入れでも、詳しい説明をさせていただきます。着物の状態や、お客様のご事情に合わせて最適なプランをご提案します。