着物クリーニング専門店の
ビフォー&アフター

汗の変色シミのご相談
お客様- 胸元に大きめの変色があるんです。落ちますか?

色と素材の性質上、写真だと少し見えにくいですが胸元にやや大きめのシミがあります。
きもの辻
スタッフ- 汗ジミのようですね。
汗は無色なので、着物の生地の中に残っているかの判別が難しく、数年後に変色してしまうケースはよくあるんです。
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汗ジミ
生地に残った汗の成分が原因で変色したシミ。
通常は、汗ジミも「染み抜き」できれいにすることができます。
しかしシミが予想より手強く、通常より念入りに染み抜きを施さなくてはなりません。
きもの辻
スタッフ- この「紗袷」は、「紗」という薄物と裏地を合わせた着物です。
あまり長く染み抜きを続けていくと、薄い紗の生地を傷めてしまう恐れがあります
- しみ抜きではなく「柄足し」をしてみてはいかがでしょうか?
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柄足し
シミを美しい柄などで隠す、立派な染み抜きの方法。きもの辻でも人気のメニュー。
お客様- 着物の上に柄を入れるんですね
それではその方法でお願いします
いよいよ柄足し!…の前に、
しっかりヒアリング
柄足しの時は、作業前に必ずしっかりとヒアリングをしていきます。
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今回の「柄足し」での主なヒアリング内容
- 全体がシンプルな着物なので、一か所だけに柄を入れると不自然になるかもしれない。
その場合はバランスを取って、他の箇所にも柄を足す可能性があることを事前にお知らせ。 - 着物に書く前に、柄の画像をいくつかメールでお送りしてイメージを共有。
一つ一つお客様にご報告し、ご納得のお返事をいただいてから慎重に進めます。
もとの雰囲気を大事にしつつ、新しい柄を描き入れて完成
もともと内側の生地に柄が描かれており、紗の生地越しに薄く透けて見えるところがとても美しい着物です。
そこで内側の柄の雰囲気に合わせて、紗の生地に柄を足すようにいたしました。

内側の生地に描かれていた柄との重なりにも気を配って仕上げます。
きもの辻
スタッフ- 元のシンプルな美しさを損なわないような柄を描き入れ、シミを隠しました。いかがでしょうか?
お客様- シミも隠れたし、柄の雰囲気がすてきです!
きもの辻
スタッフ- ありがとうございます!
特殊な生地のシミでも、様々なメンテナンス方法があります。
ダメかな…と思われる着物でも、一度ご相談ください。
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