箪笥から出して、びっくりしたこと！

こんにちは、日本橋店番頭の松田です。

長年箪笥の中で眠っていた着物を出して、びっくりしてしまうこと、裏地にシミが出ていて、なんとも悲しい気持ちになることですね。（着物あるある）

着物の裏地は胴裏という、絹の羽二重、平織りの薄い生地です。生糸の白色そのままですが、これが経年により、黄変して白色からベージュ色になったり（ヒョウ柄などのように）、湿気などによるシミなどで茶色になったりの変化がでてきます。

この状態、とても悲しい思いになりますよね。

ひとつひとつしみ抜きしていくのは、かなり手間と費用が掛かります。　　　　このような場合は胴裏そのものを、新しい胴裏に交換をすることで解消できます。着物の利点作業で部分的に直すことができます。

裏地が綺麗になったことで、新品感が倍増しました。これで気持ちよく着ていただけると思います。

きもの辻では、色々な着物に関する、ご相談にお答えしています。いつでも、ご相談にお越しください。お待ちしています。