家紋は入れ直しできるんです。
こんにちは、日本橋店番頭の松田です。
今回は、留袖や喪服の家紋のおはなしです。
家紋はご実家とか、嫁ぎ先とで違いますが、お母様や御ばあ様から譲られたものとかでも違って、混乱しますよね。今現在の家紋にしたい。 できます!
譲られた着物の家紋が違う場合、留袖と喪服は紋を抜いて、新たな紋に入れ替えることができます。
もともと紋を入れるところは、白くて丸い形にしてあります、そこに紋を描き込んでいきます。特にシミなどない場合は、そのまま、抜いて描きかえることで済みます。
しかし、たまに紋の中が汚れていて、きれいにならない場合などは、新たな方法で紋を作ります。それは、

①(違い鷹の羽)シール貼付け紋・・・家紋を丸く切り抜いた生地を糊(特殊な)で貼ります。手軽に新しい家紋にできます。
②(五三の桐)切り付け紋・・・家紋を丸く切り抜いた生地を丸く縫い綴じていく方法です。次に裏側をご覧ください。

とても細かく縫っています。表も綴じてあるのがわからないほどです。
①はシールですが②は縫い付けてある分一体感はあります。
家紋が違うと、悩んでいらっしゃる方は是非、ご相談ください。
そのほか、刺しゅうの家紋も入れ替えが可能です。
留袖や喪服だけでなく、色無地や訪問着など色物のお着物も対応できます。
いつでも、ご相談ください、日本橋店でおまちしています。
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