捨てなくて良かった、お父さんの羽織

こんにちは、日本橋店番頭の松田です。

譲られた着物は、女性同士でしたら如何様にもできますが、男物をお嬢さんが譲り受け、着物を着ない方でしたら無用の長物になってしまいますね。

今回はお父様の残された中で羽織だけが出てきて、どうしたらいいのかと、着物を着る方ならば仕立て直してもよいかもしれませんが、全く着物を着ないお客様でしたので、身近に置いて使えるものにしようと、バッグにリメイクしました。

紬の渋いカーキー色でした。

手順としては、一度洗い張りをして生地の状態に戻して、汚れのない部分を選びます、この羽織は綺麗でしたので悩むことなく制作できました。

バッグの見本はサンプル表で揃えてありますので、写真から選んでいただけます。

A4サイズが入るトートバッグと、ポーチバッグになりました。

お仕事で書類を入れられるのでこのトートを選ばれました。持ち手と留め具は革製です。世界に一つのバッグです。

譲り受けた着物は、身近で活用することができます。以前には日傘をご紹介しましたが、バッグも形が色々ありますのでいつも一緒にいられます。

譲り受けた着物を、大切にしたいというお客様は是非ご相談ください。

日本橋店にてお待ちしています。

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