日本橋店番頭のお節介

こんにちは、日本橋店番頭の松田です。

今日は、先日ご来店いただいた急ぎの染み抜きの訪問着にお節介しました。

今月の敬老の日に結婚式があり、出した訪問着にしみがあるということで、とり急ぎ染み抜きをと持参されました。

通常染み抜きには、3~4週間ほどいただいていますが、着用日が決まっている場合は、何とか間に合わせるように、頑張っています。

(お急ぎの時でもご相談ください。)

お預かりした訪問着が古典的な正統派の柄でした。(昭和を代表する古典柄)

番頭の松田が20歳代に取扱った代表的な訪問着でした。

お客様と、色々お話ししていく中で、帯のコーディネートの話になりました。お持ちの帯は、昭和時代に王道のように合わせた「正倉院華文」「有職文」など格式の高い「ザ・結婚式用」の袋帯ということでした。

そこで、一つの提案として

日本橋店の袋帯を提案

従来の格式高い、昭和コーディネートに代わり「令和スタイル」を提案。

お客様曰く、お子さんに手がかからなくなったので、これから、着物を着るお友達と着物を楽しもうかと思っています。と、素敵なことです。

今、着物を着ることを自由に、昔の約束事に縛られずに個性を大切に、さりとて古臭くならないよう「令和スタイル」で着物を楽しんでいただきたいです。

合わせた帯は「西陣まいづる」の袋帯ですが、構図は「松葉」をデザインした古典ですが、段ぼかしの配色が素敵で、カッチとした古典柄から、すっきりとした附下・小紋に至るまで、自在に合わせやすいものになっています。

今回の結婚式には手持ちの帯を合わせてということでしたが、これからまだまだ、着用機会がおありなので、少しだけ、お節介をさせていただきました。

お話しが盛り上がり、実は、叔母様から着物を譲りうける話が合って、整理しなくてはならないようになるので・・・・。

そのお悩みには「きもの仲人さん」がありますよと、ご案内させていただきました。

ご来店していただきますと、色々とお話がうかがえて、何かとお手伝いできることがあります。

急ぎのお手入れや、コーディネートの相談、譲り受けた着物の事等々、いつでもご相談ください。

番頭松田がお待ちしています。

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