着物姿をきれいに写真に残したい!美しく撮られるコツ

こんにちは、きもの辻スタッフの横山です。
着物で参加するイベントでは、写真撮影することもありますよね。
そんな時、「あれ…なんか太く見える…」「いつもよりなんかちょっとイケてない…」みたいに思うこと、ありませんか?
私はあります!!!
成人式に撮った写真がずんぐりむっくりしていて「私って着物似合わないのかな~」とがっかりしたものです…。
今回は、そんな過去の私にも教えてあげたい「着物姿をきれいに撮影してもらうコツ」をご紹介します。
基本は「体の左側が写るように」構える
実際に着物の着姿を見てみると、体の左側は衿が隠れているのですっきりして見えます。
着物の種類によっては左側の肩・胸のあたりにメインの柄が配置されているものもあります。着物の美しさが写真によく映えるのは、「体の左側」です。
カメラに対して斜め30~40度がベスト!!
椅子に座るときは「浅め」が吉!
腰かけて撮影するときは、浅めに座りましょう。
背筋が伸びるし帯もきれいに写るしで良いことづくしです。
立ち姿のときは「足のポジション」で角度を決める!
写真館で撮影してもらう時によく「体は斜めで顔が前」と言われますが、着物の時は「足のベストポジション」を覚えてしまうとポーズが取りやすいです。
画像を見てみてください。

カメラに対してこんな感じの足の位置で、顔はカメラに向ける。そうすると体に自然な角度がつき、美しい立ち姿になります。
衿が良ければ七難隠す!左右均等になっているかチェック
…七難隠すは言い過ぎかもしれませんが、衿は目線が集まるポイントなのも事実です。
写真で撮った画像や印刷したものを見る時、人の目は大体写っている人の顔に集中します。その時に一緒に目に入るのは衿元。衿の角度が左右均等だときれいに着ている印象に😊
指先は「軽く(ここ大事!)」合わせる。
手は体の前、帯の下あたりで指先だけを軽く合わせるようにしてみてください。このとき、手の甲や手首まで重ねないほうがきれいに見えます。
「目」はカメラのここを見て!着物以外の時も使える小技。
写真を撮ってもらうときついついレンズの真ん中を見がちですが、次からはぜひカメラの少し上を見てみてください。目が少し大きめに写る効果があります。
そばに階段があるなら使わないなんてもったいない!
もし撮影場所に、人が乗れる段差があったらラッキーです!少し高いところから撮ってもらうとほっそりと写ります。階段の3~4段くいらいの高低差がベストです。
以上、着物姿できれいに写真に写る方法でした。
あくまで基本なので「この通りに映らなくちゃきれいじゃない」ということではありません。その日の「楽しい!」という気持ちを込めて写真に残せたら、それが一番最高ですね!
そして、撮られ慣れている方はもっと素敵なコツをご存じかもしれません。ぜひぜひ教えていただけたら嬉しいです^^
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