『柄足し』の事例

こんにちは。

きもの辻の桑原です。

今回は、着物に柄を描く『柄足し』の事例をご紹介します。

年月の経過したシミをしみ抜きする際に、生地が弱っていてしみ抜きが難しい場合があります。

その様な場合に、柄を描き足して修正をする技法です。

元の柄のバランスを崩さないように、職人が計算をして作業を行います。

グレー地に黒い■模様のみのシンプルな附下です。
胸元に大きな汗じみが発生しています。
この黒い柄は刺繍で作られています。
全体のバランスを考えて、違うトーンの柄も足しました。
反対の胸元にも、汗じみが・・・
こちらにも柄を配置しました。
袖のシミ個所はすでに穴が空いているので・・・
補正したうえで柄を足しました。
このほかバランスを取って上前にも柄を足しました。

このように、シンプルなタイプでもお直し可能です。

様々な柄足しができますので、是非ご相談ください。

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