虫干し しました!
10月27日(木)爽やかな晴れの日、
個人的に自宅で虫干しをしました。
きもの辻のお客様には、虫干ししてくださいね!といつもお伝えしていますが、なかなか大変ですね。わかります、わかります😅
わかりますが、
着物のお手入れで1番大切なのが虫干しです。湿気から守る為ですが着物の点検にもなります。カビも防げます。
着物を守るためには、
一に虫干し
二にきもの辻
虫干しは自分でできる1番の着物のお手入れです。
さて、
虫干し虫干しと言うけれど?
いったいいつやるの?
など、良く質問されますので、
質問にお答えしながら、
簡単に虫干しの方法を、お伝えします。
かなり自己流になりますが、少しでもハードルが低くなって、
「これなら私にも虫干しできそう」と思っていただけましたら幸いです。
Q.虫干しはいつやるの?
A.8月 11月 2月頃。
前後2日続けて晴れの日がベストです。
Q.何時間干せばいいの?
A.適した時間帯は10時〜14時
(布団干しと同じ時間帯)
干す時間は
2時間くらいでok
長く吊るさないように。
Q.どこに干せばいいの?
A.日光が当たらない場所。
蛍光灯も✖️です。
部屋の窓やドアを開けて、風通しをよくしましょう。扇風機をおいて、風通しを良くするのも良いですよ。
さてと、ここからいよいよ虫干し。まずは、
①着物を吊るしましょう。
着物を裏返しにして着物ハンガーに吊るします。
狭い我が家では、着物の裾が下につかないで吊るせる場所はすくないので、虫干しは2日間にわけてやります。
着物ハンガーは3本しかないので、あとは普通の洋服ハンガーです。(洋服ハンガーには長い時間着物をかけないようにしてください)帯や襦袢は、ハンガーラックなどにかけました。必ず一緒にたとう紙も干しましょう。


②箪笥も虫干し
着物をだした引き出しも、ホコリを取り除き、乾拭きをして、風を通しましょう。
虫干しが終わったら、
③着物を畳みましょう。
ここは、1番の難関かもしれません。私は仕事柄毎日着物を畳んでいますので、おそらくどんな狭いスペースでも誰よりも早く綺麗に畳めると思います。
着物畳み選手権があれば優勝できると思っています。ライバルはきもの辻スタッフの桑原でしょうか😆
しかし、普通は日頃畳み慣れていないので、 着物を畳む作業はとても大変だと思います。
できるだけ広いスペースを用意して、衣裳敷きや大きな風呂敷の上で着物をのびのびと広げて畳むことをおすすめします。
④着物を箪笥におさめる
絹は除湿剤が必須です。
私は、きものの友という除湿剤を引き出しごとに入れています。

これで、虫干し終了です!
年に3回、こんな感じで虫干しをしますが、
なかなか大変ですね。
3回⁉️と思っただけで、気が重ーくなりますよね。
そんな時は、
・吊るさずに、引き出しからたとう紙をだして、たとう紙を空けてあげるだけでもok
・箪笥を開けて、扇風機をあてるだけでもok
・年に三回、この時期に!などと気が重〜くならないように、
出来そうなときに、引き出し一段ごとに、などでもok
着物のこと、忘れないであげてください😊
それが一番大切です。
裏メニュー?ですが、きもの辻では虫干し代行サービスもあります。
虫干し不要の、
無酸素パックサービス
着物お預かりサービスも年々ご利用者が増えています。
虫干しや保管で困ったらいつでもご相談ください。
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