柄がベタベタになった振袖…

こんにちは。日本橋店の岩崎です。

今日は振袖の柄のベタ付きについてのお話しです。

成人式でお祖母様から買ってもらった振袖が大変な事になってしまって、どうしたらいいかわからないと相談をいただきました。

お客様のご自宅に訪問してみると、振袖は大量のペットシーツに包まれいました。

ベタベタがひどくて応急処置でペットシーツを挟んでくれたようです。

詳しくお話しを伺ったところ、7〜8年前の成人式当日に着用してそのまま保管していたら振袖の柄がベタベタになってしまって剥がれしまったとの事でした。

その柄のベタ付きも大変な事に触るだけで柄の顔料が手に付いてしまう程です。

着物の柄によっては箔や顔料を使っているもの多く、経年劣化によりベタ付きが出てしまう事があります。

柄が剥がれてしまっている部分

経年劣化によるベタ付きがある場合、洗ってもベタ付きが残ってしまいます。

https://www.kimono-tuji.com/film/

このままにしておくとまた柄が剥がれてきてしまうので、ベタ付きフィルムをご用意してきれいにご納品する事ができます。

この機会に是非お待ちのお着物の柄にベタ付きが出ていないか確認してみてくださいね。

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