カビは保管中の着物に繁殖しているかも!?

こんにちは。日本橋店の岩崎です。

関東地方は今週梅雨入りとなりましたね。

今が見頃の紫陽花がとてもキレイに咲いてます♪

今日は梅雨時期に心配なカビのお話をしたいと思います。

お家の中でもエアコンやお風呂場などにカビがついていないかどうか気になりますよね。

箪笥の中にずっと入れたままの着物にもカビが出る事があります。

なかなか出番の少ない喪服
下前見頃に隠れていたカビの写真です。

先日、梅雨入り前にお着物の整理のお手伝いに行ってきた時にお預かりした喪服の写真です。

当店で人気の『仕分けサービス』をご利用いただき、お客様と一緒に着物の点検をして手元に残す着物と不要の着物を整理してきました。

たくさんの着物の中から、また一度もお袖を通してない喪服にカビを発見…

ずっと出番ない喪服でしたのでキレイに畳まれている状態から広げてみたら内側にカビが潜んでいました。

カビの菌は温度約20~30℃、湿度は約70%の状態になるとカビの快適な環境が作れます。あと忘れがちなのはカビの栄養源の存在です。

カビの栄養源は埃や皮脂などがあります。

一度も袖を通しない着物も保管中に埃などがついてしまっているのかもしれません。

着物にカビを発見したらカビが繁殖する前に出来るだけ早めにお手入れする事をおススメします!

『カビ取り丸洗い』をするとカビの繁殖を防げます。

皮脂やほこりなどの油性の汚れとカビを落とします。
黒留袖に白くポツポツとできたカビや、全体的にカビ臭くなっている着物は1箇所ずつしみ抜き作業と全体クリーニングを行いカビを落とします。

※HPカビ取り丸洗いの写真

梅雨時期ではありますが、大切なお着物をカビから守るため是非お着物の点検をしてみて下さいね。

コメントを残す

このページの先頭へ