お祝いごとの着物は、早めに準備!
こんにちは日本橋店番頭の松田です。
まだまだ寒い日が続きますが、季節の花は春へと時を経ています。
通勤途次の茅場橋の梅の木も花を開いて春の訪れをおしえてくれています。
茅場橋の紅梅・白梅です。「めじろ」は来ていませんね。
お花見は奈良時代に始まったそうで、そのときは「梅の花」で「桜の花」になるのは平安時代からだそうです。
この時期の「梅の花見」は寒いですね。やはり「桜」の時期はいいですね。
2月は成人式の振り袖のお手入れと卒業式・・・3月の式への準備でバタバタしています。
季節に影響ないお祝い事の一つで「お宮参り」がありますが、20年・30年前のお祝い着が活躍するにあたって、永年のシミが・・・。
茶色いシミがところどころ 金銀砂子でお化粧しました
このシミはお祝い着の「あるある」状態です。年数のたったお祝い着は生地が薄くシミ抜きに耐えられない場合があったり、数が多い事などから、金銀砂子の箔でお化粧して隠して仕舞う方法があります。
今回のお直しは、この方法で3月のお宮参りに活躍できるようになりました。
タンスに眠っていた着物をお手入れすることは絆を受け継ぐことだと、思います。ご相談をお待ちしています。
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