着物は時代を超えて楽しめます。
こんにちは日本橋店番頭の松田です。
着物は表地と裏地でその世代の装いを表現できます。
着る人のセンスで表現が変わります。
お母様の着物を受け継いだけれど、自分の好みに合わない。
では、どうすればいいのかしら。寸法も合わないので、洗い張りして仕立て直すことで自分好みに直したら・・・蘇りました。

お母様の好みはシックに、とても素敵な墨色の鷺草の小紋に、共薄のねず色の裾回しを合わせていました。
でも、お客様は墨色にアクセントをそしてロマンチックに装いたいと、裾回しは赤色に変えました。

「艶」を表す組み合わせですね。
昭和時代は裾回しの色は赤色が主流でした、大島紬の泥染めや藍色には必ずといって良いほど赤色でした。
その感覚を今、お客様は新鮮に感じられる組み合わせに実現しました。
着物と色の関係はその着る方の感性で如何様もできる素敵な装いだと思います。
「きもの辻」はお客様の好みに合わせた装いを、一緒に考えていきます。
着物のこといろいろとご相談ください。
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