「後の更衣」とは!
こんにちは、日本橋店番頭の松田です。
もうすぐ「秋分の日」ですね、夏も終わりを告げ、秋の気配が近づいています。
私の通勤途次の茅場橋付近も秋のよそおいになりました。あじさいの残り花、柘榴のみが熟れている様は秋を感じます。
この時期は、「更衣(衣替え)」の用意になります。
「更衣」は古くは平安時代の宮中に伝わった行事だそうで、4月1日から9月末日まで「夏の衣」、その後「冬の衣」に変わるそうです。
10月1日の更衣を「後の更衣(のちのころもがえ)」と称するようです。
優雅な言い方ではありませんか、先人は何事も優雅でしたね。
ということで、夏に活躍した着物たちのお手入れの時期です。
汗の成分を残したままですと後々変色・汗ジミなど悲しい状態になりますので、しまう前にお手入れをおすすめします。
「汗抜き併用丸洗い」をきもの辻で、してあげてください。来年も活躍してもらうための準備です。
着用後のお手入れのお勧めでした。
きもののことなんでもご相談ください。
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