着物の保管のお悩み解決法
こんにちは、日本橋店番頭の松田です。
今年は、雨の多い日がつづきましたね。日本は元来湿気が多く、昔の日本家屋はその対応ができた、隙間風が通る作り方でしたね。
住人には納得できない環境だったかもしれません。今は、暑さ、寒さ、湿気は空調設備で調整するので、建物は隙間風が通ることはないようになっていますね。
その代わり、何もしないと湿気の影響を受けやすい環境になっているようです。
その環境は着物にとっては、困ったことになります。
湿気はカビやシミのもとになります。
最近の住居環境では、普通に箪笥に収納するのも心配ですね。
一年に一度の虫干しもできるかどうか、という環境でしょう。大事な着物を何とか管理したいという思いに、お答えします。
着物を保管する方法は?の質問に二通りの提案があります。

お手入れしてから、無酸素状態でパックをして、「きもの辻」に預けてしまう方法。
無酸素パックをした状態で、ご自宅で、空きスペースを利用して保管する方法。(空きスペースとはベッドの下の空間や、箪笥の上段、天袋の中など)
どちらも、無酸素状態のパックにすることで、湿気やほこりの影響を受けることがない、というメリットがあります。
或る一定の期間は着ないという着物、例えば、七五三のお祝い着など姉妹で着ることができるものは、保管の価値は充分にありますね。
大切に、残したい着物などいろいろあると思います。次につなげる絆になるでしょう。
困ったら、ご相談ください、頑張ってお手伝いいたします。
日本橋店でお待ちしています。番頭拝
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