復旧記事:着物での「一寸」は3.03センチではないという事実
こんにちは、管理人です。
以前消してしまった記事の復旧分です。
一寸=3.03センチとは限らない
一寸=3.03センチとするのは、
大工さんなんかの建築界で使用する「曲尺(かねじゃく)」というものです。
一方、着物で使うのは「鯨尺(くじらじゃく)」。※
一寸=3.78センチなのです。
着物を●尺▼寸、で表現されてるときは
1寸を約3センチで計算すると大変なことになってしまいます。
。。と偉そうに言ってる私も
結構いい年になるまで知らずにおりました。
日本の古来からある単位というのは、地方や業界によって結構ばらつきがあることが多いそうですよ。
尺寸法のほかにもこういうこのがあるのかもしれませんね。
※
昔、着物を採寸するときには
柔らかい鯨のひげを使われていたから、というのが定説だそうです。