江戸時代、着物でおんぶってどうやってたんだ?気になったので浮世絵などを見てメモしてみた。

僕なんか~生まれがいいもの~で~
こんにちは、管理人です。

最近出産してみたら不思議なもので、
今まで何とも思ってなかった「昔の人の子育て」になんとなく興味がわいてきております。

特に気になったのが「おんぶ」。
着物には帯がつきものですが、邪魔にならなかったのかなー。。と疑問がわいたので
浮世絵などを見て妄想をはせてみました。
今回はそのメモです。

着物でおんぶ。浮世絵メモ

今回見つけたおんぶ絵ではこんな感じでした。
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いざ調べてみるとなんのことはない、
みんなごく普通にガンガンおんぶしています。
このころの帯ってものすごく柔らかそうだ。だから赤子をおぶっても支障なかったのかもしれん。

左の母ちゃんはお祭り見物にお出かけ、右の母ちゃんはおさんどんの途中でばたばた出てきたって感じが
服装なんかからバシバシ伝わってきます。

着物で包み込むタイプのおかあちゃんも

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ふつうのおんぶに対して気になるのはこの「着物で包むおんぶ」。

最初は、ねんねこ半纏のように
おんぶひもでおんぶした上から着物を着ているのかなーとも思ったのですが、
すっぽんぽんの状態で紐を使って赤子をおんぶするって結構痛い。

おんぶ紐で子供をおぶうと容赦なく肩に紐は食い込んでくるので。。
(私が下手なのかもしれないが)
そんなわけで、おんぶ紐無しで「着物に包んでおんぶ」を実際に試してみました。

実践・着物で包んでおんぶ

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図の要領で浴衣にくるんだ赤子を実際しょってみて、帯の代わりにさらしでむすんでみると、
やってやれないことはない。

というかむしろ、
おおお…けっこう安定すんじゃないの…。

この「着物でつつむおんぶ」のお母ちゃんの絵は
ほぼ例外なくどえらい豪快にはだけていて、
「いつでも授乳スタンバイしてるのかなー」とか思っていました。

でも実際しょってみると、授乳しやすいとかの前に
こうはだけておかないと子供の顔が着物の中にうずもれてしまって
非常にしょいにくいし何か不安。。

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だからがっつりはだけていたのかもしれません。

母子の描かれた浮世絵はけっこういっぱいあるらしく、
くもん子ども浮世絵ミュージアムというサイトでも多く見ることができました。

微笑ましい~。

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