しみ抜きの料金は、ひとつのシミがいくらという基準ではございません。
そのシミを落とすのに必要な所要時間によって決まります。
ですからシミがたくさんあっても簡単なシミは料金は安く、シミがひとつだけなのに古かったり難しいシミであると時間がかかるため料金は高くなったりします。
そのため作業前に見積もりをだすのです。
●楽々サービスを利用される方
ご自宅にお伺いしたときに、実際にシミを見てその場で見積もりさせていただきます。
補正が必要なしみ抜き(色を修正したり、箔を直したりなど)の場合は、後日見積もりをご連絡させていただきます。
●着物を店に送っていただく方
お送りいただいた着物を実際に見て、見積もりを電話、もしくはメールでお知らせいたします。
お客様の了解が取れてから作業に入ります。了解が取れないうちに作業が始まることはございません。
★参考目安 (参考にしてください。)
普通の衿汚れ
古めの衿汚れ
変色してる衿汚れ
普通の袖口汚れ
古めの袖口汚れ
変色してる袖口汚れ
裾汚れ
3,000円程度
4,000円以上
7~8千円以上
2,000円程度
3,000円以上
目安なし
5~6千円程度
*これらはあくまでも目安です。
これより安い場合も高い場合もございます。
それがしみ抜きの性格なのでご理解くださいますようお願い申し上げます。
■しみ抜きこそ慎重な店選びを!
★藤吉のワンポイントメモ★
こんにちは。 藤吉です。
わりと着物で出かける機会の多い方で一番利用する手入れといえば部分的なしみ抜きではないでしょうか。
複数の店でしみ抜きを利用されている方はご存知かもしれませんが、しみ抜きに対しての店の対応や技術についてはかなり違いがあります。
参考にしてください。
着物を着た後、ちょっと汚れがついてたりしたら、そこだけきれいにしたいのでしみ抜きに出します。
そのしみ抜き。
お店によってかなり対応が違います。
「あ~、このシミはもう落ちませんね。」
ってあっさり言われたことのある方はぜひ聞いていただきたい。
そのもう落ちないって言われた着物を持って、別のお店に行ってみてください。
「はい。承りました。しみ抜き完了次第電話しますね。」
と言われる。
そんなもんなんです!
着物お手入れに真剣に注力してない店にとっては、しみ抜きって面倒なんですよ。
ちょっと古いシミだったりすると落ちるか落ちないかそこの店員さんレベルではわからないわけです。
だからすぐ「これは無理ですね。落ちません。」と答えたり、「とりあえず預かります。見積もりだしますね。」と具体的なことは何も言わずにその場を受け流すわけです。
それに見積もりだなんだとお客さんや職人に連絡を何度もとらなくてないけないとか、大して儲からないとかでどうしても真剣になれないためやりたがらないのです。
でも、だからといってその店員さんを責めてはいけない。
会社または店が着物手入れに真剣に向き合ってないのだから、仕方のないことのように思います。
呉服屋のレベルも落ちたね!と思う方もいるでしょうが、その反面ちゃんとしている店もたくさんあるのでご安心ください。
念のため。
そこで、皆さんに上手な店選びをしていただきたいわけです。
しみ抜きは次のような店をおすすめします。
●真剣に話を聞いてくれる店。
●シミに対してどの程度落ちる、どの程度落ちないなど具体的に説明してくれる。
●しみ抜きは後日見積もりになることも多いが、いつまでに連絡するとか今後の方針を明確にしてくれる。
●わからないことはわからないとちゃんと言ってくれて、その後調べて教えてくれる。
●料金が高かろうが安かろうがその金額の根拠(内容)を説明してくれる。
しみ抜きは、着物を着ている以上ずっと付きまとうものですので、良い店を見つけると非常に楽です。