着物クリーニング事例
これまで当店で行った着物クリーニングの事例をご紹介します。
ご紹介するのは、ほんの一部の事例です。
ここには載っていないような汚れにも対応できますので、お気軽にご相談ください。
case1「着物をしまう前にきれいにしておきたい」
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外で着た着物をしまう前にきれいに洗っておきたいという事例です。外出時に着物を着ると、排気ガスからの油や細かい塵汚れ、簡単な油のシミなど、目に見えない汚れがたくさん付きます。この着物は目に見えない汚れが蓄積して、裾に黒ずみが出ていました。
まず汚れやすい衿や袖口などを下洗い(染み抜き)し、その後丸洗い専用の洗剤で洗い、最後に蒸気で仕上げをしています。
交通量の多い都会や新しいアスファルトの多い地域はその傾向が顕著なため、しまう前に洗うことをお勧めします。- ▼クリーニング前
- ▼クリーニング後
- ▼クリーニング前
case2「たくさん汗をかいてしまった」
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汗を放置して黄ばみを引き起こしていた例です。
汗抜き洗いを行いました。
まず汗を吸収している箇所を染み抜き溶剤で洗います。これは黄ばみの原因となる汗に含まれる脂肪酸を洗い流すためです。次に同じ箇所を水で洗い流し、塩分を洗い流していきます。
- ▼クリーニング前
- ▼クリーニング後
- ▼クリーニング前
case3「30年前の着物を出してみたらシミがあった」
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総絞りの振袖に付いた30年前のシミです。総絞りはデリケートな着物なので時間がかかります。写真撮りの予定が迫っているという事情でしたので、急ぎで染み抜きと丸洗いを行いました。
- ▼クリーニング前
- ▼クリーニング後
30年以上前の振袖のシミです。何のシミかは不明です。染み抜きと丸洗いを行いました。
- ▼クリーニング前
- ▼クリーニング後
こちらも原因不明の30年以上前のシミです。染み抜きと丸洗いを行いました。
- ▼クリーニング前
- ▼クリーニング後
- ▼クリーニング前
case4「20年前の着物を出してみたら変色していた」
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20年以上前の着物です。以前にカビが発生し、その部分が変色して跡になっています。カビ跡を消すのは、最も時間のかかる作業の一つです。染み抜きと丸洗いを行いました。
- ▼クリーニング前
- ▼クリーニング後
- ▼クリーニング前
case5「全体的にカビが出ている」
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湿気により、全体にカビが発生していました。ところどころ、白っぽく色が抜けている箇所もあります。カビ取り丸洗いをした後、色が抜けてしまっている箇所に色挿しを行いました。
- ▼クリーニング前
- ▼クリーニング後
- ▼クリーニング前
case6「衿に汗とファンデーションが付いてしまった」
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夏に着用し、衿に汗とファンデーションが付いたよくあるケースです。こちらは水性処理と油性処理が必要ですが、時間はかかりません。汗抜き併用丸洗いを行いました。
- ▼クリーニング前
- ▼クリーニング後
- ▼クリーニング前
case7「ワインをこぼしてしまった」
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ワインのシミです。慌てて水で拭いてしまい、広がってしまったそうです。出来るだけ早い処理が好ましいです。染み抜きと丸洗いを行いました。
- ▼クリーニング前
- ▼クリーニング後
- ▼クリーニング前
case8「醤油をこぼしてしまった」
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お食事のときに膝上に落としてしまった醤油のシミです。染み抜きと丸洗いを行いました。付けた後、すぐにご依頼いただいたため簡単に落ちました。
- ▼クリーニング前
- ▼クリーニング後
- ▼クリーニング前
case9「レストランの店員さんにコーヒーをかけられてしまった」
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不運にもレストランの店員さんにコーヒーをかけられてしまったそうです。シミになってから数年が経過していました。他店で断られて弊社にご依頼をいただき染み抜きと丸洗いを行いました。付けてから時間がたっていたため、やや時間を要しました。
- ▼クリーニング前
- ▼クリーニング後
- ▼クリーニング前
case10「血液を付けてしまい固くなってしまった」
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血液などのタンパク質のシミは、シミを落とさずに丸洗いをしてしまうと凝固して大変落ちづらくなります。染み抜きを行いきれいになりましたが、やや時間がかかりました。
- ▼クリーニング前
- ▼クリーニング後
こちらも、血液のシミです。アイロンやお湯などで熱を加えていたため、大変落としづらくなっていました。このケースも時間をかけて染み抜きを行い、その後丸洗いを行いました。
- ▼クリーニング前
- ▼クリーニング後
- ▼クリーニング前
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